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命それぞれに神様を見る
ドイツをはじめ、ヨーロッパの森は素晴らしいという、確かに風景としては素晴らしいのだろう。だがヨーロッパ全体で生えてる樹木はせいぜい100種類、対して日本の杜は2k四方に200種類近くの樹木さんが生えているという。多様性の宝庫みたいなもんだ。そこに住んでいた私たちの祖先の縄文人は、いろんな命の一つに人間があるくらいで、謙虚に生きていたに違いない、最近1万年前近くの縄文遺跡がでてきたそうな。縄文の特徴は戦いのあとが見えないということだ。1万年近く争いのあとがないというのは、世界に類はない。どんな人た -
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先が見えない支援
2年前、福島からの子供たちの放射能避難として年間、山村留学としてあずかろうと思い、「みんなの家」というのを立ち上げた。カンパを募り、そのお金で空き家を改築でき、二人の子供たちが入寮した。その後、中々アピールをする時間がなく、メンバーは増えていないのだが、先週、松本市で「まつもとこども留学」という形で同じような趣旨で動いているNPOさんを訪ねてきた。こっちのほうは松本市長がチェルノブイリに関わっていたお医者さんというのもあり、市の応援もあり、現在7名の子供たちが入寮していた。全員女の子たちで親御さ -
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不登校、NEET問題と貧困はかなりリンクする世界
不登校、NEET問題と貧困はかなりリンクする世界だ。今子供関係のNPOで話をすると貧困の連鎖の話が出てこないことはまずない。自分たちも昨年市の委託を受け、生活保護家庭の家庭教師事業をひきうけた。学業支援というより、鳥越で思い切り遊ぶ体験をさせてやりたく思っていたのだが、形の見えない事業の支援というのは難しいらしく、学習中心が支援だった。スタッフが本当に頑張ってくれたのだが、話を聞くと重さに耐えかねるばかりだ。 昔芸人さんの親が生活保護云々でパッシングを受けてから、生活保護というと楽してる、胡散臭 -
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システムに個人を当てはめるのでなく、個人にシステムを柔軟にあわす
フリースクールというと子供が不登校とかでないとまず一生縁のない世界だ。当事者が運営していることも多く、どうしても閉じた範囲で終わり社会的になりにくい。医療や農業ではホリステイックや有機農といったオルタナテイブな動きが市民権を獲得しつつあるが教育は一番遅れている。フリースクールのことを一般の人に知ってもらうことが市民権を得るうえで大切だなと昨日のフリースクール全国フォーラムで思った。そんなわけでしばらく教育のことを書いてみようっと。まず日本の多くの人たちはフリースクールを不登校の子供たちが行くとこ